イギリスから日本へ大きな荷物を送る!Parcel Force
イギリスから日本へ大きな荷物を送る手段
イギリスの郵送会社
イギリスには海外へ荷物を送る場合に利用できる郵送会社が大きく2社あります。
それがParcel ForceもしくはRoyal Mail。
特徴として日本に荷物を送る場合、重量の重い荷物を送るにはParcel Force、重量の軽い荷物を送るにはRoyal Mailを利用するのがお得な方法と考えていただければ良いかと思います。
今回はイギリスから日本へ引越しの際にParcel Force社を利用して荷物を送ったので、レビューを含めその利用方法を解説していきます!!
※2023年8月29日最新版
Parcel Forceについて
Parcel Force Worldwide はイギリスの運送会社で、Royal Mail(日本の郵便局のような)と同じく国際輸送を行っている会社です。ただこちらの会社レビューが悪いことでも有名で利用するには覚悟も必要なようです。
ただ、国際便となると運送会社の種類も限られてきますし、ほとんどがRoyal MailもしくはこちらのParcel Force社を利用することになるかと思います。
私はこちらの会社をイギリス→日本へ2回、日本→イギリスへ1回利用した経験がありますが、どれも問題は一度も起きませんでした。
イギリスから日本へ荷物を輸送する場合、目的地に荷物が到着するまで最短で5日、長くて14日は待つ必要があります。混雑状況や、インボイスの記入が不適切の場合、税関で余分な税金が関与してくるようなケースであればさらに時間がかかる場合もあります。
私が利用したケースでは全て一週間前後でスムーズに荷物が届きました。
こちらのサービスを利用する際には、トラッキングサービスを必ず付けることをお勧めします。
イギリスから日本へParcel Force社を利用して荷物を送る方法
Parcel Forceで日本に荷物を送る方法
まず、Parcel Forceの公式ページから下記の項目を入力します。
- Sending from (自分の住んでいる郵便番号を入力)
- Sending to (Japanを選択)
- Weight (重量について10Kgまでは同じ金額で送ることができるのでまとめて送った方が得)
- Length (例えば32cm)
- Width (例えば30cm)
- Height (例えば30cm)
上記の項目を全て入力したら、「Get Quote」をクリック。
そうすると、選べるタイプが出てきます。
自宅からPost Officeに荷物を持ち込むことができるなら、「global priority」を選ぶことをお勧めします。
持ち込めない場合は「global priority Collect from my address」を選択すると担当者が自宅まで荷物を集荷しに来てくれます。ただ、私の友人が利用したことがありますが、指定した日時に集荷に来なかったそうなので、時間に余裕がない方は自身でPost Officeまで持ち込むことをお勧めします。
次に名前とメールアドレスを入力します。今後Parcel Foeceからお得な情報などを送るための手段を、郵送、電話、メール、テキストから選んでという項目があるのでいずれかにチェックを入れます。
次に荷物の詳細を入力します。
「Please enter your parcel contents」の項目には例えば衣類等を送る場合には「Old Clothes」等入れておけば良いです。
「Value」の項目には送る荷物がいくらくらいの価値あるものなのかを入力します。
高価なものを送る場合には、荷物が日本に到着してから税関を通過する際、「課税の必要あり」とみなされ、後日追加請求がある場合もあるので注意してください。
基本的に新しい商品でなければ価値は低いので、古着の洋服や靴、バッグ等新品でないものを送ることをお勧めします。私はこれに加え紅茶やコーヒーなどのお土産も送ったので高価なものでなければ大丈夫です。
ちなみに私は£20で送りました。
「I have read and agree to the prohibited and restricted items list and items we exclude from compensation」(禁止輸送品が荷物に入っていないことや補償の対象外品について理解している)の欄にチェックを入れ「Continue」をクリック。
次に万が一郵送先の住所に荷物が届かなかった時のために返送先の住所を入力します。
ここでは基本的に自宅の住所と同じで良いと思います。もしすでに荷物を郵送した後すぐにイギリスを離れる場合には、受け取ってくれる友達や家族の住所を入力すれば良いです。
持ち込めるPost Officeを検索します。
「Find a local Post Office」の欄で自宅の住所を入力して、最も近いPost Officeを調べておいてください。
次に「Delivery Details」を入力します。
郵送先の日本の住所を入力してください。
次に「Export reason」にはGift、「VAT status」にはPersonal Individualを選択します(自分の荷物やお土産であれば、大抵この項目を選べば良いです)。
次にItem、HS Tariff Code、Country of Manufactureを入力していきます。
「Item 30 chars max*」には、衣類であればOld Clothesと入力します(30文字以内であれば、どんな項目名入れても大丈夫です、わりとゆるいです)。
そうすると自動的に「Tariff Code Search」の検索欄が出てきますので、そこに例えば「Jacket」と入力すると、さらにどんな種類のジャケットなのか選ぶ項目が出てきます。
適切な種類の項目を選ぶと、「Product Detail」の欄にコードが表示されるので、その隣の「Use Code」をクリックします。
すると、「HS Tariff Code」にコードが自動入力されます。この時、「Item 30 chars max*」の名前が自動的に変更されてしまい、30文字以内に収まっていないので、再度「Old Clothes」と入力し直します。
最後に「Country of Manufacture」を選択します。イギリス国内で購入したものであれば、変更する必要はないですが、日本で購入したものについては、「Japan」を選択します。
もし同じ種類の荷物が複数個ある場合には「Quantity*」をその個数に変更してください。
もし違う種類の荷物も一緒に送る場合には、「Country of Manufacture」の横にある「➕」のマークをクリックして同様の作業を繰り返し荷物の詳細を入力します。
入力内容を確認します。
最後に支払いをしたら、完了です。
登録のメールアドレスにラベルが送られてくるので、そのラベルを印刷して荷物に貼り付けてPost Officeに持っていきましょう!
荷物の受け渡し
ラベルと荷物の封を閉じたら、Post Officeの窓口に持っていきましょう。スタッフの方がラベルをスキャンし、それと引き換えにレシートが渡されます。
そのレシートは荷物が届くまで、大事に保管してください。
※ラベルの印刷と貼り付けは自身で行う必要があります。
国際便なのでダンボールを閉じる際は念入りにテープを頑丈に貼りましょう。
オーダー番号からトラッキングができるので、メールアドレスに届いたページよりアクセス可能です。
私はこのサービスを2回利用したことがありますが、1回目は発送してから日本に荷物が届くまで7日、2回目は4日と最速でした!